製造現場のDX・安全対策を推進:超狭小空間点検ドローン「IBIS2」の飛行検証を実施

お知らせ
2026.06.22

浜松貿易株式会社(本社:静岡県浜松市)は、製造現場における設備点検の効率化および安全性向上を目指し、株式会社ワイエムジー(本社:愛知県豊橋市)が運営する搬送装置の常設展示場「キャリアパーク」において、超狭小空間点検ドローン「IBIS2」を用いた飛行検証およびテスト撮影を実施いたしました。

 

1. 本検証の背景と目的

近年、ものづくりの現場では労働力不足への対応や安全基準の厳格化に伴い、生産設備のメンテナンス自動化やDX(デジタルトランスフォーメーション)が急務となっています。特に、天井裏、配管内部、ダクト、地下ピット、大型搬送装置の内部など、人が立ち入ることが困難な「狭小空間」や「危険箇所」の点検は、多大な労力と安全リスクを伴う課題となっていま

当社が取り扱う狭小空間点検ドローン「IBIS2」の持つ高い機動性と確かな点検性能が、実際の製造現場においてどの程度効果を発揮するかを検証するため、最先端の自動化・ロボットシステム装置が稼働する株式会社ワイエムジー様の「キャリアパーク」にて実証テストを行いました。
 

2. 飛行検証の内容と成果

今回の実証では、キャリアパーク内に設置されている実際の大型搬送装置やオートローダー装置などの稼働環境を活用し、リアルな製造現場を想定した多角的なテストを実施いたしました。
 

  • 狭小・暗所ルートでの安定飛行確認

複雑な設備の間や狭い通路、光の届かない暗所空間において、LEDライトと高感度カメラを駆使し、非GPS環境下でも安定した飛行・ホバリングが行えることを確認しました。

  • 稼働設備への追従・俯瞰撮影

設備の動きに合わせた追従撮影や、通常の人による目視では困難な高所・死角からの全体俯瞰映像の取得に成功しました。

  • 製造現場における有用性の実証

ドローンならではの自由度の高いアプローチにより、操業を止めることなく安全かつ短時間で詳細な設備状態を把握できる、具体的な活用可能性を体感・実証いたしました。

3. 超狭小空間点検ドローン「IBIS2」について

「IBIS2」は、株式会社Liberawareが開発した、国内最小クラスの産業用ドローンです。

  • 機体サイズ: 全長約20cm(コンパクト設計で、人の立ち入れない僅かな隙間にも進入可能)

  • 主な装備: 高感度カメラ、暗所を照らす高輝度LEDライト

  • 技術的特徴: GPSが届かない屋内や遮蔽物の多い環境下でも安定飛行を実現
    主な対象用途: 天井裏、ダクト・配管内部、ボイラー内、地下ピット、大型製造装置の内部点検など
     

4. 今後の展望

浜松貿易株式会社は、今回の検証で得られた知見をもとに、製造業のお客様が抱える「設備メンテナンスの安全性確保」「点検コストの削減」「故障の早期発見」といった課題に対し、ドローン技術を活用した最適な省力化ソリューションを提案してまいります。今後もパートナー企業との連携を深め、日本のものづくり現場のDXと安全文化の発展に貢献してまいります。

 

5. 各種お問い合わせについて

今回飛行検証を実施した超狭小空間点検ドローン「IBIS2」にご興味のある方、または製造現場における狭所・暗所点検の効率化、設備点検の安全性向上について課題・ご関心をお持ちの企業様は、お気軽に当社までお問い合わせください。お打ち合わせや製品デモのご要望も随時承っております。
 

【本件および製品に関するお問い合わせ先】

  • 会社名: 浜松貿易株式会社

  • ホームページ: [浜松貿易株式会社 公式HP]

  • 担当部署: フィールドソリューション事業部 / ドローン事業担当窓口